アメリカのフォーク・ロック・グループ、Folly’s Pool(フォリーズ・プール)が1976年から4ヶ月かけて録音した自主制作盤です。(リリースは1977年)

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Folly’s Pool

77年といえば、パンク全盛です。
そんな時代にこんなフォークなアルバムは受け入れられたのか。
自主制作盤ということもあり、完全に時代に埋もれてしまった名盤です。

ジャケは不気味ですが音は気持ちいいです。

ウエスト・コースト、プログレ、アシッド・フォーク等、色々な要素が含まれています。

演奏も馬鹿ウマです。
録音も素晴らしい。
アレンジも凄い。
聴き込めば、聴き込む程のめり込みます。

これ、リリース時期を完全に間違えましたね。

バンドは74年に結成され、本アルバムリリース後もメンバー・チェンジを繰り返し地道な活動を続け、2004年にセカンド・アルバム「Bathing Caps Required」をリリース。

2009年に「Road Through Independence」をリリース。
2014年に「Out Of A Dream」をリリース。
2015年にも新しいアルバムをリリース予定とのこと。

バンドを長く続けるのって結構大変なんですよ。
40年以上も地道に続けるFolly’s Poolは凄いです。
本当に音楽が好きなんですね。

※Folly’s Poolのホーム・ページがあります。
現在の音はこちらから聴く事が出来ます。

http://www.follyspool.com/index.html

開くとデカイ音が鳴りますのでご注意!