アメリカ・カンサス・シティ出身のブルース・ロック・カルテット、Mystic Number National Bankが69年にリリースした唯一のアルバムです。
ジャケットが某電子サイケ・バンドと似てるので、そんな感じかと思ったら全然違いました。なんでこんなかっこ悪いジャケットにしたのか。
基本的にブルース・ロックな曲がメインなのですが、ジャズ・ブルースな曲とかへんてこなフォーク調の曲とかも入っていて、この辺りは時代ですね。
ボーカルはエルヴィス・コステロが泥臭くなって更に男臭くなった感じで、かなり上手いと思います。
ドラムは叩きまくりです。
どの曲も粒ぞろいで良いのですが、コレ!といった曲が無いのが惜しいです。
そこがB級バンドの良いとこでもあるのですが。