元バッファロー・スプリングフィールドのデューイ・マーティン(d)がザ・ニュー・バッファロー・スプリングフィールドを始動させようとした時、スティーヴン・スティルスとニール・ヤングがバンド名の権利で訴訟を起こした為、断念。
その後マーティンはソロ活動を行う為、脱退。
残ったメンバーがジョーイ・ニューマン(元DON & THE GOODTIMES〜Touch)を誘い、Blue Mountain Eagle(ブルー・マウンテン・イーグル)と改名。
1970年にリリースした本アルバムはバンドの唯一作です。
バッファロー関連で語られることが多いので、内容もカントリーロックかと思いきや、バッファローmeetsヘヴィ・サイケな仕上がり。
演奏はかなり上手く、曲もポップでわかりやすい。
コーラスも美しく、バリバリ西海岸な感じです。
繊細な演奏にファズ・ギターが上乗せされていて、静と動のバランスが絶妙です。
このバンド、もっと活動を続けていれば、かなり売れたのではないか。
解散したのがもったいないです。
ここまで、「私詳しいでしょう」風に書いてきましたが、実は完全にジャケ買いでした。
ジャケットかっこいいなー!と某ユニオンで見つけて購入したのですが、ジャケと音が完全一致。
バッファロー・ミーツ・ファズサイケじゃないか!
と大喜び。
そりゃそうだ。
元バッファローの人が結成したんだから。
アナログで持ってたいと思ったのですが、こちらは高くて断念。
バンド解散後、ジョーイ・ニューマン(Key)はタッチ時代の盟友ジェフ・ホークスとハード・ロック・バンド、ステップソンを結成。
キングスメン〜ドン&グッドタイムス〜タッチ〜ブルー・マウンテン〜ステップソン
この流れも結構面白く要チェックなのです。