THE BIRDS/ロン・ウッド在籍の英・フリーク・ビート・バンド



ローリング・ストーンズのロン・ウッドのプロ・スタート・バンドであるTHE BIRDS(ザ・バーズ)は1964年にシングル・デビューした。(当時はロニー・ウッド)
この時点でロン・ウッドは17歳という、なんとも早熟な少年だったのである。
イギリスのミュージシャンって若き才能あるミュージシャンが沢山いますね。
スティーブ・マリオットやスティーブ・ウィンウッドなどなど。

有名な話なんだけど、最初はこのバンド、「THUNDER BIRDS(サンダー・バーズ)」(チャック・ベリーの曲名)を名乗っていたのだが、同名のバンドがいるということで(クリス・ファーロウのバックバンド)、65年に「The Birds」に改名、その後アメリカの「The Byrds」から紛らわしいとイチャモンをつけられ裁判で負けることに。さらにその後は「The Birds Birds」に改名。

なんといいますか、面倒臭いですなぁ。

それでバーズは当時3枚しかシングル盤を出していなかったのだが、バーズ・バーズ名義で1枚出しているので計4枚リリースしたことになる。
65年にリリースした「Leaving Here」は英国で45位までランクインされたので、そこそこ人気があったのでしょう。
この「Leaving Here」は、63年にモータウンからEddie Holland(エディ・ホランド)がリリースした曲で、フリークビート/ガレージパンクバンドが好んでカバーしていた名曲。
他にもThe WhoやアメリカのThe Rationals(レイショナルズ)もカバー。

しかしこのシングルをリリースした65年後半に、ロニー・ウッドとベースのキム・ガードナーは、フリークビート・バンドの「The Creation(ザ・クリエイション)」に参加する為、脱退。
私は85年にEDSELからリリースされた、「THESE BIRDS ARE DANGEROUS」という当時発売されたシングル両面の6曲が収録されたアナログLPを何度もねちっこく、繰り返し聴いた。

64年のイギリスでこんなに凶暴な音を出すバンドはいなかったのではないか。
特にロニー・ウッドのギターの音圧が凄まじくてうねりまくっている。
ドラムも良い感じでコンプがかかっていて迫力満点。
オリジナルナンバーもかなりレベルが高い。
当時のモッズ野郎達もさぞかし大喜びだったに違いない。

1999年には当時未発表だった曲やデモ音源など現存するモノ全てを収録した「Collectors’ Guide to Rare British」をリリース。
私は狂喜した。
が、他の曲はそれほどガレージ度が高いともいえずちょっと物足りなかった。

ロン・ウッドはクリエイション脱退後にジェフ・ベック・グループにベースで参加。
もとがギタリストだから、とにかく派手なベースを弾いている。
その後、スティーブ・マリオットが脱退したスモール・フェイシズにロッド・スチュワートと共に参加。

イギリスのモッズ/フリークビート系バンドの縮図が現れていて面白い。


Collectors’ Guide to Rare British

若き日のロン・ウッドのファズギターが暴れまくる!

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