SMALL FACES/最強英モッズバンドのディスコグラフィ



スモールフェイシズは私がこの世で一番大好きなバンドなのである。

ジャンルでいうと、モッズバンドというのが一番しっくりくるが、
ガレージパンク、フリークビート、R&B、サイケ、ハードロック的な一面もあり、私が好きなジャンルが全て網羅されている。

65~66年当時のイギリス音楽シーンを考えると一番やかましいバンドなのではないか。
ケニー・ジョーンズのドラムなんて後のフェイシズの頃と比べてとにかく叩きまくり。
あのキースムーンと比べても負けず劣らずな気がする。

ここからは個人的な話ですみません。
初めてスモールフェイシズを聴いたのは確か中学2年坊の頃。
当時NHK・FMで深夜11時から「クロスオーバーイレブン」という番組があり、この番組でブリティッシュビート特集を組んでいた。
私のお目当てはキンクスだったのだが、そのときスモールフェイシズの、「ホワッチャ・ゴナ・ドゥ・アバウト・イット」がオンエアされ「カッケー!!」となった。

その後やはりFMの何かの番組で「この曲とこの曲はよく似てる」みたいなコーナーがあり、そのときレッド・ツェッペリンの「ホール・ロッタ・ラブ」とスモールフェイシズの「ユー・ニード・ラビン」がかかり、「スゲー!!!」となった。
ちなみにその時は確か、キンクスの「オールデイ・アンド・オール・オブ・ザ・ナイト」と、ドアーズの「ハロー・アイ・ラブ・ユー」、ヤードバーズの「トレイン・ケプト・ア・ローリン」とサンハウスの「レモン・ティー」がオンエアされたことを記憶している。

どうしてもアルバムを手に入れたかったのだが、あの頃はどこにも売ってなくて中古レコード屋をコマメに探すしか方法はなかった。
そして何年か経ってから初めて1stアルバムを入手。
その時ジャケットに写ってるメンバーを見て愕然とした。
「こんな可愛い顔した奴らが演ってんの!?」
特に歌ってる奴(スティーブ・マリオット)の顔と声のギャップにびっくり。

リアルタイムの日本ではスモールフェイシズはどのような評価だったのだろうか。
66年秋頃のミュージックライフによると、

917日付けのメロディメイカー誌にて1位にランクされているのはスモール・フェイセズのオール・オア・ナッシング。これが先週、ビートルズを抑えて1位になったのです!スモール・フェイセズは、グループ名が、その顔つきから来たのかどうかはわかりませんが、子供っぽいかわいい顔の坊やたち(?)です。しかし坊や坊やとバカにしちゃいけないョ!そのサウンドたるや、イギリスのヒット・チャートにランクされる実力充分のすばらしいもの。シャララララやこのオール・オア・ナッシング、日本では入手が困難かも知れませんが、ぜひ一度聴いてみて下さい。」

とのこと。

シャララララってのはシャラララリーのことだろう。
う~ん。当時の日本人にはマリオットの歌はアクが強すぎたかもしれない。。。

 

スモールフェイシズ ディスコグラフィ


Small Faces (1966)

記念すべき1966年発売のファーストアルバム。メンバーの平均年齢が19才という恐るべき早熟ぶり。体内に蓄積されたどうしようもない程のエネルギーが爆発するサウンドが魅力的!全英3位。


Small Faces(1967)

アイドル的な扱いに嫌気をさしたバンドはより自由に活動できるようにイミディエイトに移籍。本アルバムは移籍第一弾の実質的なセカンドアルバム。マリオットのソウルとロニーのポップが融合した好アルバム。


From the Beginning(1967)

デッカがバンドに許可なくシングルと未発表曲(制作途中の新曲等)を寄せ集めたアルバム。発売は上記のアルバムより先というデッカの商魂が垣間みれる。が、内容はとんでもなくパワフルで素晴らしい。


Ogdens’ Nut Gone Flake(1968)

バンドの実質的なラストアルバム。B面全てをコックニーに伝わる月の満ち欠けた半分を探しに出かけるアホなハピネス・スタンの物語に費やしたコンセプトアルバム。全英1位。

One Response to “SMALL FACES/最強英モッズバンドのディスコグラフィ”

  1. […] スモール・フェイシズ、ザ・フー、ヤード・バーズ等、カバーがメインなのですが、オリジナル曲の「アクション・ウーマン」はガレージ・パンク史に残る名曲。 […]

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