THE MAD’S「Molesto」/ペルーのフリーク・ビート・バンド



THE MAD’S(マッズ)、はペルーはリマにて1965年に結成されたバンドです。(当時はLOS MAD’S)

ブリティッシュ・ビート・グループ(ストーンズ、ビートルズ、キンクスなど)とラテン音楽から多大な影響を受けたその音楽性はとにかくアグレッシブ。

活動当時は、The last time / I got that feeling(ストーンズとキンクスのカバー)の2曲が1966年にペルーのビート系オムニバス・アルバムに収録されたのみでした。

突如、2013年に当時の音源全て(恐らく)を収録したアルバムがリリースされました。
それが、「Molesto」です。

MAD’S / Molesto

MAD’Sが1966年〜1971年に残した音源が10曲収録されているこの「Molesto」は、ジャンピン・ジャック・フラッシュのコード進行とサティスファクションのようなフレーズが混じったモロにストーンズな曲から始まり、ワン・コード&ワン・リフでファズ・ギターがブリブリ鳴ってる曲、ブルー・チアーがラテンを演奏したらこんな感じなのかなという曲、ちょっとプログレっぽいサイケな曲、サイケ・ラテン・ロックな曲などなど、どの曲もレベルの高い曲ばかりです。

なんでこんな凄いバンドが埋もれてたんだ?と不思議になります。

実際、LOS MAD’Sとしてペルーで活動していたこのバンドは、どんなワケなのかチェス・レコードの社長に気に入られ渡英してバンド名もMolestoを名乗ったりしたようです。(ちなみにMolestoとはスペイン語でうっとおしいとか迷惑とかうるさいという意味です。)
そして、ミック・ジャガー、キース・リチャーズと意気投合することに。その際、ストーンズ所有のスタジオにて録音もしたようでその音源も収録されてます。
ジェフ・ベックやスティーブ・ウィンウッド達ともセッションした様ですがその時は録音はしなかったのだろうか。

このアルバム、なかなか豪華でして、当時のポスターのレプリカ、解説(英語)、カラー写真などが入ってます。

MADS02

上記がベルー時代のものでしょうか。
下記がイギリス時代のものか?

MADS01

なかなか雰囲気のある人達ですね。

演奏能力もかなり高く、曲もオリジナリティがありやかましい。
激レアで隠れた名バンドTHE MAD’S。
なかなかオススメのアルバムだと思います。

 

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