カンザス州の学生4人から成るバンド、SMACKが自主制作したアルバムです。
1968年にリリースしたこのアルバムはプライベート盤ということもあり、150枚程しかプレスしなかったようでして、かなりの激レア・アイテムとなってます。
本人達も学生時代の記念に作ったのだと思いますが、これがとんでもないヘヴィ・サイケな仕上がりとなってます。
収録されている曲はジミヘン、クリームだらけ。
どの曲もファズまみれ、ドラム叩きまくり、ベースブイブイン言わせ過ぎです。
良く言えば初期衝動が大炸裂。
悪く言えば、どいつもこいつも自己主張が激しすぎて演奏はバラバラ。
実際、演奏はヘタクソです。
演奏かみあってません。
しかしそんなこと気にするのがアホらしくなります。
ある意味パンクです。
1968年でこのやかましさは類を見ないと思います。
クリームのカバー曲、Swalbrが私的にはお気に入りで、大変やかましく素晴らしい仕上がりです。
ベーシストのフィル・ブラウンは80年代前半にリトル・フィートとツアーを回った。
と、ライナーノーツに自慢げに記されてました。