オハイオ州のガレージ・サイケ・ポップ・バンド、Tiffany Shade(ティファニー・シェイド)です。
本アルバムはティファニー・シェイドが68年に残した唯一作です。
ガレージ系バンドのキーボードは、か細いピロピロ〜ってオルガンの音が多用されてますが、このバンドはエレピを使用してます。
そのためか、ちょっとオシャレな響きを持ってたりします。
演奏は上手いです。
録音は67年らしいのですが、ギターとか凝ってます。
前半3曲はガレージパンクな装いで、後半はポップな響きの楽曲が続きます。
そのせいか、聴く度に印象が変わるんですよ。
初めて聴いた時はオシャレなポップ・サイケだと思ってたのですが、次に聴いた時は、けっこううるさいんだな。と思いました。
聴き込むと非常に味のあるアルバムです。
BIG BROTHER & THE HOLDING COMPANYやMC5とも競演したこともあり、そこそこ人気もあったようです。
売り出し方をしっかりとやっていれば結構な人気がでたのではないでしょうかね。