私のようにファンクもサイケもどっちも大好きだという方は大勢いらっしゃることでしょう。
そんな欲張りな人の欲求を満たすためにファンカデリックという素晴らしいバンドがいます。

これは恐らく、いちごと大福が大好きだ。
という人のためにいちご大福が存在するのと同じ論法だと思います。
んなことねぇか。

ファンカデリックにはまったサイケ野郎は必ず似たようなバンドを探します。

そんな時に避けて通れないのが、Purple ImageやNext Morning、Black Merdaといったアシッド感覚満載のファンクバンドですね。

中でもパープル・イメージはファンカデリック直系の音で有名です。
バンドについて簡単に説明しますと、米オハイオ州クリーブランド出身の7人組で女性が1人います。
もろにジミヘンに影響されたギターとスライ&ザ・ファミリー・ストーンのようなブラックロックが魅力です。

1970年にリリースされた唯一のアルバム「Purple Image」は2007年頃にCDとLPで再発されたのですが、なかなかお店で見かけることがありません。


Purple Image

ジャケはこんな感じで気持ち悪くて素敵です。
音の方も期待しちゃいます。

この曲はコンパクトにまとまってて割と聴きやすいです。
スライ+ジミヘンですね。

アルバムのラストを飾る「Marching To A Differant Drummer」という15分ある曲がキテます。
この手のバンドにはやはりこんな曲を求めてしまいます。

この時代の黒人が演奏するロックって本当にかっこいい。
やはりジミヘンは偉大だった。