PRETTY THINGS「BBC Session」/英フリーク・ビートの最重要バンド



プリティ・シングスのBBCセッション音源集。

BBCの音源は音質も演奏も貴重で素晴らしいものが多く、プリティ・シングス以外にもストーンズ、ビートルズなどの大物はもちろん、このプリティ・シングスのような日本ではあまり馴染みの薄いバンドまでたくさん録音が残されていますよね。

80年代のFMではよくBBCの音源が放送され、私もクイーン、レッド・ツェッペリンなどなどエアチェックしまくったものです。(今でもその音源は手元にある)
さてこのプリティ・シングスのBBCセッションには、バンドがデビューした64年から75年までの音源がヒストリー形式に収録されております。

初期の凶暴なガレージパンクからフリークビート〜サイケデリック・ロック~ハードロック的なもの、さらには味のあるポップなナンバーまで網羅されていて、ヘタなベスト版を買うよりもプリティ・シングス本来の演奏を堪能できるのではないでしょうか。

ここからは個人的な話にお付き合いを。

私が始めてプリティ・シングスの存在を知ったのは、高校生の頃にセックス・ピストルズのことを調べたくて77年辺りの音楽雑誌を古本屋で購入したときに、ピストルズのライブレポートみたいな記事があり、その前座にプリティ・シングスというベテランバンドが出演したと書いてありました。
ピストルズの前座をするくらいだから、やかましいバンドなのかな?と興味を持ち、某ディスク・ユニオ○にてプリティ・シングスの1stを購入。

「なんかキタネー音でかっこいいな」とその時は軽く思っていたのですが、2nd、3rdと立て続けに購入し、だんだんハマッてしまい、極めつけはシングルレコードの寄せ集めLPに入っていた、「DEFECTING GREY」を聴き、完全にやられてしまったワケでございます。

この曲は凄いぜ!繊細なポップさと荒々しいリフとワケわかんない曲構成が混ぜこぜで、聴いた人を異次元の世界に連れてってくれること間違いなし!
「DEFECTING GREY」はプリティ・シングスのガレージ期、サイケ期からハード、ポップ期への架け橋のような曲で、このバンドにとってはかなり重要な曲だと思う。

「サイケってどんなの?」って聴かれたら私はまずこの曲を聴かせます。(異論はあるでしょうが)

プリティ・シングスが好きな人ってガレージパンク期やサイケデリックロック期の頃が好きな人が多いと思う。アルバムでいうと1stやSFソロウとか。もちろん私も好きなんだが、実は一番好きなアルバムは70年発表のパラシュートなんだな。
なんというかとても洗練されたサイケデリック・ポップという感じがとても心地いいのだ。
パラシュート(アナログ版)の最後の曲「Cries From The Midnight Circus」はとってもヘヴィなかっこいい曲なのだが、BBCセッションに入ってる同曲はさらにかっこいい!
未聴のプリティ・シングスファンの方には是非聴いてほしい!


BBC Session

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