サン・ディエゴ出身のサイケ・ブルース・ロック・バンド、
Alexander’s Timeless Bloozbandです。

1967年にリリースした1stアルバムは現在も再発されていないようですね。

Alexander's Timeless Bloozband1

こんなジャケットのやつです。
私も持っていません。

1968年にリリースされた2ndアルバム「For Sale」が彼らの音を聴ける唯一の作品です。

Alexander's Timeless Bloozband3
For Sale

ジャケが素晴らしいですね。
正にサイケ。

この頃のジャケット・ワークは素晴らしいものが多いです。

 

さて、このバンドの基本はブルース・ロックです。
バタフィールド・ブルース・バンドがカオスに突入したような感じ。

曲によってホーンが入っていてジャズっぽかったりします。
ドラムの手数多いです。
ボーカルも男らしく迫力あります。

1曲目の「Love So Strong」はハープとギターのユニゾンがいいです。

こんな案配で歌も演奏も曲もいいのですが、全体的に印象に残らないんですよね。

なんでだろうと考えたのですが、高音がキツイんですよ。
聴いてて耳がキンキンする。

特に5曲目の「Rosie」はカウベルの音がカンカン響いて脳みそが痺れます。

もうちょっとミッド寄りのミックスにすればよかったのに。