HIGH TIDE(ハイ・タイド)「Sea Shanties」/英ヘヴィ・サイケロックの裏名盤



HIGH TIDE(ハイ・タイド)は、元MISUNDERSTOOD(ミスアンダーストゥッド)のトニー・ヒルと、後にHAWKWIND(ホーク・ウインド)に参加するサイモン・ハウスを中心に結成された、イギリスのヘヴィサイケバンドです。
1969年に発表した1stアルバム「Sea Shanties」はヘヴィサイケの名盤です。

MISUNDERSTOOD時代のトニー・ヒルのギターは、この頃からかなり個性的で、真空管アンプをフルテンにした温かみのある歪みで、スライドを多用したズ太い音で、バンドの音もフリークビート的でとてもやかましいです(勿論ファズ使用曲もアリ)。
MISUNDERSTOOD時代の音が、「モコモコ~、ウイ~ン」という感じで、HIGH TIDE時代の音が、「バリバリガリガリ、チョイ~ン」といったサウンドになります。

「Sea Shanties」にて展開される音は正にファズ・ギターが怒涛のように唸りまくり、そこにサイモン・ハウスが奏でる、不気味で不安定で不協和音なヴァイオリンがエグく乗っかる、摩訶不思議でドロドロな世界を堪能できます。

トニー・ヒルの轟音ギターは音こそクソ汚いのですが、メロディは意外と哀愁漂う感じなので、プログレ者にも気に入っていただけることでしょう。

110925_1531~0001
私が所有しているのはアナログLPで6曲入りなのですが(上記)、現在はCD化されボーナストラック入りの11曲収録となっています。

ハイ・タイドは2枚のアルバムを残して解散しますが、「PRECIOUS CARGO 」という70年に録音されながらも、当時は未発表に終わったアルバムが現在CD化されており、こちらもファズ・ギター満載の爆音ロック好きにはたまらない一枚となっております。

ハイ・タイド ディスコグラフィ

1969年発売の「Sea Shanties」と1970年発売の「HIGH TIDE」の2in1。
両方聴けてとてもお得!


Open Season

バンド初期の1970年前後〜復活後の2000年に録音された未発表音源集。

One Response to “HIGH TIDE(ハイ・タイド)「Sea Shanties」/英ヘヴィ・サイケロックの裏名盤”

  1. […] ルヤングのクレイジーホースに在籍するBobby Notkoff)が入ってるからなのか、イギリスのハイ・タイドと比較されることが多いようですね。 轟音さでいったらハイ・タイドの方が上ですが […]

サブコンテンツ

Translate:

ヘヴィ・サイケ裏名盤

ソフト・サイケ裏名盤

このページの先頭へ