ジョニー広瀬「太陽に抱かれたい」/幻の名盤解放歌集・ミノルフォン編




「こ、これだー!!!」

私が初めて「幻の名盤解放歌集・ミノルフォン編」1曲目に収録されているジョニー広瀬が唄う「太陽に抱かれたい」を聴いた時に思ったことだ。

なぜ「これだー」なのかと申しますと、かねてから漫画・ドラえもんに出てくる愛すべきキャラクター、ジャイアンこと剛田武氏がお友達(舎弟?)を集めてリサイタルを開くシーンがあるじゃないですか。
その時、スネ夫やのび太などはなんとか理由を付けて欠席しようとします。だけど運悪く剛田氏にとっ捕まって参加せざるをえない状況になったりします。
その時、皆一様に気分が悪くなったりします。ひどい子は嘔吐しそうな様子です。

「そんなにすごい声なのか!?」

私は幼少の頃から妄想の世界に入るのが趣味だったので、一人でよくジャイアンの歌声について想いをめぐらせていたワケです。

アニメになったドラえもんの最初の放送のヤツ(4チャンのヤツ)はあまりにも自分が子供だったので、ジャイアンの唄うシーンの記憶が無い。あるのはドラえもんの声がおっさんの声だったのとOPの歌くらい。
10チャンで放送していたドラえもんのジャイアンが唄うシーンは有名だ。

例の「おーれーはー、ジャイア~ン」って唄いまわし。

だけど私的には違う。

これはこれでいいのだが、なんか違う。逆に味があってとてもいい具合だ。
漫画だと「ホゲ~」とか「ボエ~」ってなっていた(かな?)

それって擬音じゃないですか。

そこでジョニー広瀬氏の「太陽に抱かれたい」の登場だ(長い前フリだな)。
これ! これなんだよ!私が想像していた剛田氏の歌声は!
ジョニー広瀬氏には産まれつき声帯にファズが付属しているのだろう。
それもビッグマフあたりのようなファズじゃなくて、60年代・米ガレージパンクバンド、スワンプ・ラッツの「ルイ・ルイ」や「サイコ」あたりの曲で聴けるようなとんでもないファズの音だ。

産まれついての天然ファズ声人間。

アメリカの代表的なファズ人間はハウリン・ウルフだろう。
日本だと、故・いかりや長介氏がいい線いってるかもしれない。

ウィキペディアによるとジョニー広瀬氏は吉本興業所属の奇術師で、手品コンテストで唯一勝てなかったのがMr.マリックさんだと記述してある。
しかし、幻の名盤解放歌集・ミノルフォン編の解説では「どうやら別人らしい」と書いてある。この辺りは謎である。

さてさて話が長くなってしまったのでこの、幻の名盤解放歌集・ミノルフォン編に収録されている他の曲についてもお話したいと思います。
とはいうものの、私的には他に気に入った曲は大門弓子さんの「どうだっていいわ」位なのである。
この曲はいいよ!「太陽に抱かれたい」に勝るとも劣らない名曲だ。
この曲を録音した時、大門さん16歳だというからビックリだ。
どう聴いたっていくつもの修羅場をくぐり抜けてきた40過ぎのおばさんの歌声だ。
16歳の娘が何をどう体験したらこんなにやさぐれてしまうのだろうか。
こちらの曲も必聴なのである。ファズがビンビン唸ってるしね。

では最後のまとめに。

ジャイアンの将来の夢は歌手になることだ。
きっとジャイアンの夢が、我々の生きるこの3次元に物体化してジョニー氏となり、「太陽に抱かれたい」という歌で夢を叶えたのだろう。

年代もバラバラだし、こじつけ過ぎだったのであった。

ジョニー広瀬「太陽に抱かれたい」が聴けるアルバム


THE BEST OF 幻の名盤解放歌集 「王道」MAXIMUM解毒歌謡

大門弓子さんの「どうだっていいわ」もご一緒に聴けるので超オススメ!


GROOVIN’昭和!1~こまっちゃうナ

徳間ジャパンの音源の中からディープ&クールな昭和歌謡を厳選したオススメ盤。


 

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